政府四演説を受け「空疎な演説だったと言わざるを得ない」と福山幹事長

 福山哲郎幹事長は20日夕、安倍総理の施政方針演説をはじめとする政府四演説終了後、国会内で記者団の取材に応じました。

 福山幹事長は政府四演説の受け止めを問われ、「年が明ければ、全てを国民は忘れるとでも思っていらっしゃるのでしょうか。安倍総理自身の問題である『桜を見る会』、さらには自ら副大臣に任命した国会議員の逮捕、そして河井前法務大臣夫妻の家宅捜査。こういった問題について何ら謝罪も言及もないのは、あまりにも不誠実で国民をバカにしていると言わざるを得ない。内容も、美辞麗句をいくら並べても国民生活は豊かにならないし、外交でも成果も上がらないということは、この数年間で国民は見抜いていると思う。長期政権の限界が見えた、情熱も、国家社会のあり方についての何らのビジョンも感じられない、空疎な演説だったと言わざるを得ない」とコメント。今通常国会で政府・与党に対しどう臨んでいくかとの質問には、「内政・外交、課題は山積している。国民生活の向上についても、昨年消費税が引き上げられて以来、国民の実質賃金は下がり、非常に厳しい状況になっている。外交では、国際情勢が非常に不安定化している。一方で、『桜を見る会』の問題や、それに伴う文書の廃棄の問題、そしてカジノ参入をめぐる10数年ぶりの国会議員の逮捕、さらには前法務大臣の家宅捜索。異常な通常国会の始まりだと考えている。われわれとしては、こういった問題についても、国民の信頼が得られるように、一丸となって予算委員会等に臨んでいきたい」と述べました。

https://cdp-japan.jp/news/20200120_2500

PAGE TOP