衆参補欠選挙・統一地方自治体選後半戦の投開票が行われた4月23日、岡田克也幹事長は党本部で衆院千葉5区補欠選挙と参院大分補欠選挙の結果が判明した24日未明に記者団の取材に応じました。
岡田幹事長は「残念ながら千葉5区矢崎さん、そして大分吉田さん、いずれもわずかなところで及ばなかったということで、非常に残念なことだと思っています。総力を挙げて関係者の皆さまに取り組んでいただいたので、心からあらためて感謝を申し上げたいと思います。ただ、負けは負けなので、非常残念。もうちょっと、ほんの少しのところで負けてしまったので、非常に残念に思っているところです」と述べました。
衆院千葉5区補選については「自民党候補者が勝ったとは言っても得票率は3割ですから、決して信任されたとは言えないと思います。野党の側が候補者を調整できなかったということが、その1点につきると思っております。非常に残念なことだと思いますし、これを一つの教訓にしなければいけないと思っています」と語りました。
参院大分補選については「吉田さんが決断をしていただいて、不退転の決意で、本当にいい戦いができたと思います。しかし自民党の壁は厚かったということだと思っています。心配していた大分市の投票率が下がるということが現実のものになってしまいました。市長選があれば(補選の方も投票率が上がり)違った結果になったかもしれませんが、結果的には市長選がなくなり、投票率が他の市に比べて低かったということが今回の敗因の一つだと思います」と述べました。
衆院山口4区補欠選挙については岡田幹事長に先立ち大串博志選対委員長が23日夜に記者の取材に応じ、「有田さんが自民党支持層の強いところで大変善戦された。自民党支持層にかなり食い込めた結果になったのではないか」との旨を語りました。