泉健太代表は5月24日、防衛省を訪問し、山崎幸二統合幕僚長はじめ各幕僚監部と日本の安全保障のあり方について意見交換、中央指揮所や自衛隊サイバー防衛隊等のブリーフィング、ミサイル迎撃システムや屋上ヘリポート等の視察をしました。視察には後藤祐一、篠原豪衆院議員も参加しました。
視察終了後に記者団からの取材に応じた泉代表は、「わが国周辺の防衛環境、安全保障環境も激変をしている中で、われわれ立憲民主党としても、着実な安全保障を訴えて必要な防衛力は整備をするという考え方に立って、意見交換をした。非常に有意義な実務の話もできた」と振り返りました。
印象に残ったこととして、「新しい戦争と言われる宇宙、サイバー電磁波そしてハイブリッド戦について意見交換をした。ここは非常にためになった」と述べました。
日米首脳会談で防衛費の相当な増額の話が出たことについて受け止めを問われると、立憲民主党が必要な防衛力は整備をすべきだという考え方であることを紹介し、「防衛費がその結果として前年を上回るということは十分ありうること。あくまで、一つひとつ真に必要なものの精査をして、大切な国家予算の中から防衛費のを積み上げていく」と考えを示しました。
補正予算審議と参院選に向け、今日の視察を踏まえてどのような訴えをしていくのかを問われると、「安全保障環境が変化をしていく中で、わが国の防衛政策をどう考えているのか。日米の役割分担なども含めて総理と議論したい」と語りました。