中央集権から自律分散へ

持続可能な社会ビジョン創造委員会第2回会合を開催。東京大学特任准教授の倉橋みどりさん株式会社Eumo代表取締役の新井和宏さんからヒアリング、意見交換を行った。
「ウクライナの情勢が緊迫する中で、人類のことを改めて問い直すことも強くなっている。われわれ人類で何をなすのか問われている。密度の濃い議論をしていきたい」と泉代表。
倉橋みどり教授は、微細藻類をバイオマス原料にしようと研究している。化石燃料に対する依存を低めて地球温暖化を低めていく研究を行っている。 新井和宏さんは、中央集権型の資本主義社会から自律分散型の共感資本社会への転換を掲げ、非営利型株式会社として、地域通貨を通じた持続的な幸福とそれに気づく機会を提供したいと語った。
グループ討議を行い、最後に、高校3年生の井上紗彩さんは「初めて聞く話や最先端の議論を聞き、発見がたくさんあった。気候変動のことも自分のことととして、どう語ってどう自分ごととしていくかは教育に関わっていると思う。若者版ビジョン創造委員会も開催することになったので、そこでの議論も還元できればと思っていると」語った。(3月4日)

PAGE TOP