「次の内閣」第45回閣議を党本部で開催した。
冒頭あいさつで泉健太代表は、「今の自民党は国民を後回しにし、自分たちの金もうけを優先させてきた」と自民党の金権政治を批判。「われわれは、自民党のまやかし刷新本部より、はるかに国民に求められているものをつくっている」として自浄できない自民党の政治改革ではなく、立憲民主党の政治改革案こそが「政治とカネ問題」の解決に資するものだと述べました。
また、新たな「次の内閣」の構成の変更を報告した後に、「『次の内閣』は極めて重たい役割を担っている。省庁との連携を密にして、いつ政権交代が起きても政権を運営できる状態を作ってまいりたい」と述べ、立憲民主党が政権を担う覚悟を示しました。
1.報告事項
(1)『次の内閣』の構成・部門会議の構成について 《変更を報告》
(2)政務調査会の役員について 《変更を報告》
(3)被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案(1/22持ち回り) 《持ち回りで法案了承、本日野党三党で提出》
(4)国会同意人事の担当について 《国会への提示見込みを報告》
2.審査事項
【政策審査】
(1)政治改革実行本部提言「政治とカネの問題に対する立憲民主党の考え方について」 《了承》
「次の内閣」後に記者団の取材に応じた党政治改革実行本部本部長の岡田克也幹事長は、自民党の裏金問題について、「しっかりとした説明責任を果たすことと、政治責任を取ることが大前提だ」と強調。その上で、(1)政治家本人の処罰強化、(2)政治資金の透明性の確保、(3)政治資金パーティー及び企業団体献金の禁止――の3つの柱からなる制度改革案(上記リンク参照)をとりまとめたと報告し、これは「国民の政治不信に対する信頼を取り戻すための必要最小限の改革案だ」と強調しました。