「感染症対策に全力をあげ、与野党が最大限協力しなければならない時に、まさか強行採決の暴挙には出ないと信じたい」枝野代表

立憲民主党は15日昼、コロナウィルス対策関係連絡会議の第3回目の会合を開催しました。この会議は、コロナウィルス対策関係のあらゆる問題についての情報共有を目的としています。

 冒頭、枝野代表は、次のようにあいさつしました。

 昨日、39県について緊急事態宣言が解除されましたが、解除されたからといって自粛や営業停止が解除されているわけではありませんし、GDPで見ると半分以上のところはまだ緊急も解除されてないので、この間足りないと申し上げてきた、命と暮らしを守るためのさまざまな支援策、そして補償の問題は、むしろこれからであると思っています。
 逢坂政調会長が野党を代表する形で岸田政調会長と協議をしていただいています。後ほどご報告いただこうと思っていますが、一方でそうしたことを進めておきながら、残念ながら今日にも内閣委員会では検察庁法改悪を強行しようという構えを与党は見せているところであります。
 恣意的な運用はされないと一生懸命おっしゃっていますが、安倍さんがしようとするかどうかは誰も聞いていないのであって、そもそも恣意的な運用が可能な制度を作ろうとしているわけですし、そしてどの場合に役職延長するという基準も「後で決める」としか言っていないので、到底採決ができるような状況ではないのは間違いありません。
 多くの国民の皆さんが懸念と反対の声をあげている中、コロナウイルス感染症対策に全力をあげなければならない、そして与野党が最大限協力しなければならない時に、まさか強行採決などという暴挙には出ないと信じたいと思いますが、緊張感をもって臨んでいきたいと思っております。

 

https://cdp-japan.jp/news/20200515_2967

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