岡田克也幹事長は11月6日、青森県十和田市、青森市を訪れ、ヤナ場(鮭の遡上状況)視察と意見交換、十和田市議選候補予定者の激励、青森県連役員との意見交換等を行いました。視察には田名部匡代参院議員、高畑紀子衆議院青森県第2区総支部長らが参加しました。

 奥入瀬川鮭鱒増殖漁業協同組合が管理するヤナ場の状況を視察後、鮭の漁獲高の状況を中心にヒアリングしました。最盛期は15万匹獲れていた鮭が3、4年前から7、8万匹に減っている状況だと説明がありました。放流していた小さい稚魚を大きい稚魚に変えることで川に戻ってくる鮭を増やす試みをするも、稚魚を大きくするための電気代や餌代がかかり、組合の運営が持たないという切実な訴えが聞かれました。田名部議員は、水産庁に支援を依頼していること、水産庁は鮭の不漁は温暖化が原因ではないかとしているが、専門家によっては周期的な原因を説く人もいることなど説明をしました。

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 意見交換後に記者団からの取材に応じた岡田幹事長は、「かなり深刻な状況であることはよく理解できた。一刻を争う、このままでは存続ができない状況で、日本で鮭が獲れなくなりかねない話なので、国として何ができるか早急に党として取り組んでいきたい」と述べました。

 今朝出演したNHKの日曜討論で、旧統一教会被害者救済法案について、与野党間で岸田総理含め党首会談を行うべきと岡田幹事長が触れたことの意図を問われました。岡田幹事長は、「総理が外遊に出てしまうと法案化の作業が間に合わないことがはっきりしている。党首会談をしてその合意に基づいて共同で法案をつくるぎりぎりのタイミングだと思うので、与党にやる気があるのなら決断してもらいたい」等と述べました。